ヒカリノ公認心理師ノート

精神科病院に勤務する臨床心理士です。公認心理師の国試に向けて勉強を開始しました。あくまで自分用のノートとして活用してます。お役に立ちそうならご自由にご覧ください。たまに最新情報も載せます。

【ノート】関係行政論~産業・労働分野~

 

ブループリント小項目

  1. 労働基準法
  2. 労働安全衛生法
  3. 労働契約法
  4. 障害者の雇用の促進等に関する法律障害者雇用促進法
  5. 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律男女雇用機会均等法
  6. 労働者派遣事業の適正な運営の確保および派遣労働者の保護等に関する法律(労働者派遣法)
  7. 心の健康の保持増進のための指針
  8. ストレスチェック制度

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【現任者講習テキストのチェックリスト】

P115より

□ 労働基準法について概説できる

□ 労働組合法について概説できる

□ 労働関係調整法について概説できる

□ 労働安全衛生法について概説できる

□ 安全配慮義務について概説できる(労働契約法内)

P122より

□ 職場復帰制度について概説できる

□ ストレスチェック制度について概説できる

□ 過重労働対策について概説できる

(赤字はブループリントと重複する内容)

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◎詳しく記載(試験対策はコレ1冊で十分)

〇記載はあるが試験対策としては補完が必要

△記述が少ない

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1.労働基準法

〇『エッセンシャルズ』P156~157

△『現任者講習テキスト』P112~114

〇『必携テキスト』P.546

 

2.労働安全衛生法

〇『エッセンシャルズ』P.157

〇『現任者講習テキスト』P114

△『必携テキスト』P.549

 

3.労働契約法

〇『エッセンシャルズ』P.157

△『現任者講習テキスト』P113

△『必携テキスト』P.547

 

4.障害者の雇用の促進等に関する法律障害者雇用促進法

〇『エッセンシャルズ』P162

△『現任者講習テキスト』P121

〇『必携テキスト』P.548~549

 

5.雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律男女雇用機会均等法

〇『エッセンシャルズ』P.159

『現任者講習テキスト』(なし)

『必携テキスト』(なし)

 

6.労働者派遣事業の適正な運営の確保および派遣労働者の保護等に関する法律(労働者派遣法)

△『エッセンシャルズ』P161

『現任者講習テキスト』(なし)

〇『必携テキスト』P.548

 

7.心の健康の保持増進のための指針

〇『エッセンシャルズ』P165

〇『現任者講習テキスト』P117

『必携テキスト』(なし)

 

8.ストレスチェック制度

〇『エッセンシャルズ』P.166

◎『現任者講習テキスト』P118

△『必携テキスト』P.549

 

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 現任者講習での事例

 

事例①

企業(製造業)働く心理士は企業内相談室で以下の事例に関わることになる。

双極性障害Ⅱ型で休職を繰り返し、総務部で働く40代後半の男性Bの面接をしている。Bは現在強い上司のパワハラを受け、強いうつ症状が出ている。総務部は訳ありの社員ばかり。欠勤していたがもう限界。上司の理解はなく「気持ちの問題」「セルフケアができていない」などと言われる。

しかし、B以外の社員からは、Bは長く働き高給取りなのに働かずサボってタバコばかり吸っている。Bをサポートしミスをカバーしている若手の不満が募っている。Bを辞めさせるわけにもいかず困っており周囲は円満退社を希望している。産業医からは「あなたにも問題がある」と言われる。産業医と会社を訴えたい。先生は味方なので協力してほしいと言われた。

〔課題〕どのような対応が考えられるか?

【講師からのコメント】

・治療の進行を確認する。

・本人と周囲の評価の違いを見極める。本人のニーズと就業規則とのすり合わせ。

・他職種連携をしていく。

 

 

事例②

30代後半男性Cは建設会社の営業部にいる。X年4月から課長に昇格したが、5月のストレスチェックで高ストレスの判定が出た。しかしCからの面談希望はなかった。X年8月メンタルヘルス相談室に連絡が入り「昇進して忙しい、余裕がない、目標が高くなりプレッシャーがかかる、人に頼んでも期待通りのものが返らないので自分でやっている」などの訴えがあった。心理士は面談し不眠、疲労、焦燥感、抑うつ状態を認め、産業医の面談後クリニック受診。抑うつ状態で診断書が出され休職となる。休職中は投薬と休養のみで、リワークに通うこともなかった。2ヶ月後心理士に連絡があり「先生にはいろいろお世話になった、そろそろ復職したい、今月は22日なので来月1日からで良いですか?」と聞かれた。

〔課題〕Cについてどのように対応するか?

【講師からのコメント】

・休職、復職の手続きの理解が不十分なのではないかと思われるので説明する。

・心身の十分な回復、主治医から意見書をもらい本人が会社へ提出する。

産業医、主治医の面接の下で動き、ネットワークの一員となる。

 

 

事例③

鉄道会社の健康相談室に勤務する心理士。

30代前半男性で車掌業を行っている。相談室には自発的に来談した。話の内容は長い間付き合っていた人と別れたが納得していない。悲しみ、怒りが湧いてきてどうにもならない。執行は問題なく翌週に面談の予約を取って行った。その後心理士は人事から情報開示を求められた。理由は遅刻、欠勤が見られたので職務継続可能か判断したいとのこと。

〔課題〕倫理的側面からどのような対応が考えられるか?

【講師からのコメント】

組織の安全配慮義務守秘義務などが考えられるが、この場合本人への安全配慮義務が優先される(人命に関わる仕事なので)。とは言え、本人の同意なく開示を行う事は問題なので了解を得て最小限で開示をする。