『受験の手引き』から各領域の出題問題数を予測してみた!
Makotologさんの記事で
『受験の手引き』の試験時間をもとに
「通常問題」と「事例問題」の数を試算する、という記事がありました。
内容的にはとても説得力のある試算だと思います。
そこで、
今回はMakotologさんの分析をもとに、
私が各領域の問題数を算出してみました。
少しでも試験の雰囲気がイメージできれば幸いです。
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では、まずMakotologさんの記事の概要を紹介します。
【公認心理師の受験の手引き】試験時間から問題数、ケース問題の割合はこうなる!【予測】 | Makotolog
『受験の手引き』から
試験時間は午前、午後を合わせて240分。
途中でお昼休憩を挟むので、試験時間は午前120分、午後120分です。
公認心理師試験の時間割、時間配分(通常問題1分、ケース問題3分)から問題数、通常問題数、ケース問題数を予測してみました。
例えば、問題数150問、ケース問題45問(30%)で計算すると
通常問題 105問 × 1分 = 105分
ケース問題 45問 × 3分 = 135分
【問題数】 150問 【 試験時間】240分
ケース問題は試験全体の30%の45問という試算です。
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すばらしい分析力ですね!感動します!
そして、
ここからは私ヒカリノの予測記事です。
この試算に基づき、各領域の出題数を割り出すと次のようになります。
出題割合 | 出題数 | |
①公認心理師としての職責の自覚 | 9% | 13.5 |
② 問題解決能力と生涯学習 | ||
③ 多職種連携・地域連携 | ||
④ 心理学・臨床心理学の全体像 | 3% | 4.5 |
⑤ 心理学における研究 | 2% | 3 |
⑥ 心理学に関する実験 | 2% | 3 |
⑦ 知覚及び認知 | 2% | 3 |
⑧ 学習及び言語 | 2% | 3 |
⑨ 感情及び人格 | 2% | 3 |
⑩ 脳・神経の働き | 2% | 3 |
⑪ 社会及び集団に関する心理学 | 2% | 3 |
⑫ 発達 | 5% | 7.5 |
⑬ 障害者(児)の心理学 | 3% | 4.5 |
⑭ 心理状態の観察及び結果の分析 | 8% | 12 |
⑮ 心理に関する支援(相談、助言、指導その他の援助) | 6% | 9 |
⑯ 健康・医療に関する心理学 | 9% | 13.5 |
⑰ 福祉に関する心理学 | 9% | 13.5 |
⑱ 教育に関する心理学 | 9% | 13.5 |
⑲ 司法・犯罪に関する心理学 | 5% | 7.5 |
⑳ 産業・組織に関する心理学 | 5% | 7.5 |
㉑ 人体の構造と機能及び疾病 | 4% | 6 |
㉒ 精神疾患とその治療 | 5% | 7.5 |
㉓ 公認心理師に関係する制度 | 6% | 9 |
㉔ その他(心の健康教育に関する事項等) | 2% | 3 |
各領域でおおよそ上記のような出題数になると予想されます。
続いて、
通常問題が7割、事例問題が3割との試算に基づいて
設問数を算出すると次のようになります。
出題割合 | 出題数 | 通常問題 | 事例問題 | |
①公認心理師としての職責の自覚 | 9% | 13.5 | 9.5 | 4.1 |
② 問題解決能力と生涯学習 | ||||
③ 多職種連携・地域連携 | ||||
④ 心理学・臨床心理学の全体像 | 3% | 4.5 | 3.2 | 1.4 |
⑤ 心理学における研究 | 2% | 3 | 2.1 | 0.9 |
⑥ 心理学に関する実験 | 2% | 3 | 2.1 | 0.9 |
⑦ 知覚及び認知 | 2% | 3 | 2.1 | 0.9 |
⑧ 学習及び言語 | 2% | 3 | 2.1 | 0.9 |
⑨ 感情及び人格 | 2% | 3 | 2.1 | 0.9 |
⑩ 脳・神経の働き | 2% | 3 | 2.1 | 0.9 |
⑪ 社会及び集団に関する心理学 | 2% | 3 | 2.1 | 0.9 |
⑫ 発達 | 5% | 7.5 | 5.3 | 2.3 |
⑬ 障害者(児)の心理学 | 3% | 4.5 | 3.2 | 1.4 |
⑭ 心理状態の観察及び結果の分析 | 8% | 12 | 8.4 | 3.6 |
⑮ 心理に関する支援(相談、助言、指導その他の援助) | 6% | 9 | 6.3 | 2.7 |
⑯ 健康・医療に関する心理学 | 9% | 13.5 | 9.5 | 4.1 |
⑰ 福祉に関する心理学 | 9% | 13.5 | 9.5 | 4.1 |
⑱ 教育に関する心理学 | 9% | 13.5 | 9.5 | 4.1 |
⑲ 司法・犯罪に関する心理学 | 5% | 7.5 | 5.3 | 2.3 |
⑳ 産業・組織に関する心理学 | 5% | 7.5 | 5.3 | 2.3 |
㉑ 人体の構造と機能及び疾病 | 4% | 6 | 4.2 | 1.8 |
㉒ 精神疾患とその治療 | 5% | 7.5 | 5.3 | 2.3 |
㉓ 公認心理師に関係する制度 | 6% | 9 | 6.3 | 2.7 |
いかがでしょうか。
この記事で、少しでも試験の雰囲気がイメージでき
試験勉強の対策や時間配分などの参考になれば幸いです。
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公認心理師になるために,必須の知識と学ぶべきことがわかる! 公認心理師の職責と関係行政論のテキストにも最適。(中略)第III部は,「関係行政論」のテキストとして,13回分の授業内容についてページをとって丁寧に解説。
たしかに第Ⅲ部だけでも利用価値が高いと思います!!