現認者講習 3日目
現認者講習 3日目が終わりました。
1日受けると本当にグッタリしますw
事例のグループディスカッションは90分間で3事例やる割に、試験対策としての意義は皆無ですw
とはいえ、
30時間も受けていると、その間に何度も登場するワードや講師の先生の意見などで、
重要箇所も見えてきます☆
以下、そのポイントです。
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⑴ とにかく他職種連携、他職種協働が多い!
医療分野では「チーム医療」
教育分野では「チーム学校」
産業分野では「産業医や産業保健スタッフとの連携」
このように
公認心理師は自ら能動的・積極的に他職種・他機関と関わることが求められます。
当然、他職種連携やチームでの支援に関する事例問題が多くなると予想されます。
そしてそのためには、
関連する法律や制度を熟知している必要があります。
さらに、
その事例で誰と協働し、どのような情報を共有すれば良いか、またその際に留意すべき倫理的側面(例えば秘密保持義務vs安全配慮義務)はなにか
といった知識・能力が求められます。
⑵ 他専門職の国試過去問をみると、少年法関連の出題がかなり多いそうです。
少年法は概説できるレベルにしましょう!
⑶ 医師の国家試験では、最近知識のみを問う問題が約100問減り、代わりに事例問題・症例問題が急増したそうです。
→公認心理師でも試験委員に医師が入っておりますし、事例問題の存在感は大きいだろうと。
⑷ 司法・犯罪領域の事例
以下の3事例が紹介されました(キーワードとポイントのみ)
①発達障害(見立てと対応)
②DVによるPTSD(解離とSZの鑑別、他職種&外部の関係機関との連携)
③ 摂食障害 と窃盗症(専門医との連携、司法処遇=家裁送致など)
↑ カッコ内は事例でポイントとなった部分であり、この点が公認心理師に求められる役割 or 必須知識として試験で出題される可能性が高いだろうとのこと。
⑸ 本日の講習会の中で講師が紹介した参考書
①『標準精神医学』
数年ごとに改定され、常に最新情報が掲載されている。もちろんDSM-5にも対応
②『スタンダード臨床心理学』
現認者講習テキストの心理的アセスメントの項を書いた先生が著者
同テキストP.180の事例もほぼ同じで、解説がなされている。
③『心理療法家の言葉の技術』