ヒカリノ公認心理師ノート

自分の試験勉強用ノートとして活用してます。ご自由にご覧ください。たまに試験対策や最新情報も載せます。

【書評】『公認心理師エッセンシャルズ』

出題基準(ブループリント)に対応したテキスト『公認心理師エッセンシャルズ』

この本の内容や評価についてご紹介したいと思います。
まだ購入を迷われている方はご参考になれば幸いです。


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第Ⅰ部 「公認心理師の学び」

第Ⅰ部では、ブループリントの大項目 全24個に関して、著名な先生方が分担して執筆しています。
しかし、残念なことに
この第1部は全く使えないです!w
大項目1つの中に中項目・小項目がどれだけあることか、
それらを見開きの2ページに無理やり収めてます。

当然、内容はビックリするくらい非常に薄いです!
正直この第Ⅰ部は、無くても良いレベルです(笑)



第Ⅱ部「公認心理士の職責」
ここはまぁまぁ使えます。
現任者講習テキストと合わせて使うことで内容の多くを網羅できるのではないかと思います。



第三部「関係行政論」
ここがめちゃめちゃ使えます✨
ここだけで買う価値ありです!!
✨✨✨
大学の関係行政論のテキストとして使えるように構成されており、内容がとても充実しています。
臨床心理士から受験する多くの方が苦手とする法律分野の対策する上で、とても心強い味方となること間違いなしです!

はっきり言って、この第Ⅲ部のためだけに買う価値のあるテキストだと思います


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これは完全に筆者の邪推ですが、
『関係行政論』というタイトルでは売れないので、無理やり第Ⅰ部と第Ⅱ部を付けて、公認心理師試験対策テキストとして売り出したのではないかと.....
そう思わせるほど、第Ⅰ部と第Ⅲ部ではクオリティに差があります(笑)

しかし、そうは言っても、
公認心理師試験に特化した関係行政論のテキストは今のところ本書だけなので、迷うならぜひ買っておくことをオススメいたします!