【ノート】高齢者の機能低下
高齢者の機能低低下プロセス
低栄養
↓
フレイル
↓
サルコペニア
↓
ロコモディブ・シンドローム(ロコモ)
↓
寝たきり
一般的にこの経過を辿ることが多い
●フレイル
①体重減少、②歩行速度の低下、③握力低下、④疲れやすい、⑤身体の活動レベルの低下、のうち3つ以上が当てはまる状態
●サルコペニア
①低筋量に加え、②低筋力 or ③低身体機能がある状態
●ロコモティブシンドローム(運動器症候群)
筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態。進行すると要介護や寝たきりになるリスクが高まる。
●廃用症候群
過度な安静や活動性の低下により、筋・関節・骨萎縮等の筋・骨格系の異常のみならず、様々な心身の機能低下の症候が出現している状態
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加齢
・体重に占める水分の割合は減少
・脂肪は増加
・筋肉量は減少
・臓器の細胞内液は減少
・収縮期血圧と拡張期血圧の差は拡大
・聴覚は「高周波音域」から低下
・肺活量は減少
・流動性知能は低下(30代から徐々に低下)
・結晶性知能は70歳前後まで高まる
(青字は低下・減少するもの)