【ノート】健康日本21、死因、自殺
覚えることメモです。
このブログの【ノート】記事は、繰り返しアクセスしては何度も読み返すと、試験に必要な知識が定着していくと思います。
今回の記事は『公衆衛生が見える』を参考にしてます。
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健康日本21(第二次)について
目標
「健康日本21(第二次)」では、個人の生活習慣の改善、個人を取り巻く社会環境の改善を通じて、生活環境、社会環境の質の向上図り、健康寿命の延伸・健康格差の縮小を実現することを目指している。
3大死因について
1位 悪性新生物
2位 心疾患
3位 肺炎
(4位 脳血管疾患)
※ 3位と4位は最近逆転
肺炎は高齢化等の影響で増加傾向
脳血管疾患は医療技術の進歩等で減少傾向
・3大死因による死亡は、全死亡数の5割以上を占める
・3大死因の占める割合は1980年代頃まで上昇、近年徐々に低下傾向
自殺について
・2017年は約2.1万人
・日本人の死因の約2%、死因順位は第8位
・ピーク時は2003年の3万4427人 。そのうち男性が約7割。
・近年は減少傾向。
・年齢階級別の死因順位では15〜39歳の第1位
・男は女の約2.3倍
・男女とも40〜60歳代で多く、男の65〜69歳が最も多い
・20代以上は減少傾向
・10〜19歳は横ばい〜増加傾向で、児童生徒の自殺対策が課題
・うつ病は自殺の最も重要な要因とされ、自殺予防のために早期発見・治療を推進
・自殺者の約3割が勤労者
・男女とも『健康問題』が第1位、『経済・生活問題』が第2位
「自殺対策基本法」に基づく指針「自殺総合対策大綱」
・自殺を「追い込まれた末の死」と定義
・自殺を予防するための重点政策(12項目)
・「2026年までに2015年と比べて自殺率30%以上減少」
2017年速報値に関してはコチラも参照
【図解・社会】自殺者数の推移:時事ドットコム
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【書評】『公衆衛生がみえる2018-2019』 - ヒカリノ公認心理師ノート